1933年、愛知県名古屋市を発祥の地とし、今日まで長い歴史を歩んできた河合塾。毎年多くの名門大学進学者を輩出しています。そんな河合塾が塾訓として掲げるのが、「汝自らを求めよ」。「自らを求め、学びつづける人」を支援し、塾生一人ひとりの自己実現をあらゆる面からサポートしています。
河合塾の中でも特に長い歴史をもつ千種校。2022年春、河合塾が描く学びの理想、“最先端河合塾”を具現化するために、圧倒的・革新的な設備を備えた、新しい校舎に生まれ変わりました。
8階建ての大きな校舎は塾生をサポートしやすいようにと職員スペースを教室フロアに分散配置。館内は少しでもリラックスできるように、自然色を基調とした落ち着いた配色で、細部にまで拘られたデザインが垣間見えます。更に校舎前にはリフレッシュできる芝生のスペースも。長時間、校舎に滞在する塾生を空間デザインの面からもサポートする、まさに最先端の学習塾です。

4階エリアに位置する大自習室に風を感じない空調吹出口「誘引エアビーム」を導入いただきました。
河合塾様への提案に先立ち、当社名古屋ショールームにて、設備工事担当の皆様と誘引エアビームの快適性や静音性の体感を兼ねた打ち合わせを実施。塾生の集中力を妨げない空調と意匠デザインの実現を目指した検討が慎重に重ねられました。そして今回導入されたのは、マット調のブラックモデル。本体に3分ツヤの黒色塗装を施すことで光の反射を抑えています。
更に、直線的な照明デザインと誘引エアビームがシンクロするように配置され、知的活力あふれる学生の力強い未来を連想させます。

自習室は学習能力を高めるため、極限まで自身に向き合うまさに「自分との戦いの場」。河合塾千種校の大自習室に見たのは、目に見えない空気など施設の細部までこだわり、あらゆる面から「自らを求め、学び続ける人」を全力でサポートするという“最先端河合塾”の姿でした。
河合塾のルーツである名古屋市に学びの理想拠点として誕生した千種校。塾訓「汝自らを求めよ」を具現化したかのような大自習室には今日も「自らを求め、学び続ける人」の姿がありました。