当社は「われわれは　知恵と汗を礎(もと)にして　社会に貢献する」を社是と定め、空調技術の進歩発展を通して社会に貢献する取り組みを進めています。
サステナビリティを経営の根幹と捉え、特に気候変動対策等の環境課題や、健康・衛生等の社会課題、人的資本の強化等を優先すべき重要課題と考えています。当社が製造・販売する空調機器は、機械そのものがエネルギーを消費するため、製品のエネルギー消費効率を高めることが、脱炭素の実現につながります。また、自社の事業活動におけるカーボンニュートラル、さらには製品の製造から販売、運転・保守、廃棄に至るまでのサプライチェーンにおいて、環境負荷低減を図ることも重要課題と認識しています。

環境課題とともに重要な経営課題は、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進です。当社は、DXの取組みをトップダウンで継続的な活動とするためのガバナンス体制を確立し、「DX戦略」に沿ってデジタル技術を活用するための環境整備、DX人材の育成を進め、経営の効率化を進めてまいります。また、当社は、独自の制御システムをはじめとするデジタル技術で空調の進歩に貢献してまいりました。直近ではIoTの活用により機器の利便性を高めています。これらをさらなるデジタル技術の活用により進化させ、新たな価値を創造し、お客様に提供してまいります。

これらのサステナビリティ経営を実現し、持続可能な社会の実現に貢献することで企業価値の持続的成長を図り、ステークホルダーである関係各位との協働を通じ、これからも皆様のご期待に応え続けてまいります。