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仕事と人

INTERVIEW 05

社員インタビュー

電気とソフトウェア担当の開発二部、
ハード担当の開発一部で緊密に連携

2014年入社

空調技術本部 技術開発二部 制御課 係長
工学部 電子情報通信工学科

Y.K.

【キャリアステップ】

2014年 入社、技術本部 技術開発部(現 空調技術本部 技術開発二部)制御システム課に配属
2019年 主任へ昇進
2023年 係長へ昇進

新卒で就職活動をするにあたり、漠然と電気関係の技術職に就ければいいなと考えていたところ、木村工機の採用担当者から「技術開発の部署では、電気系に加えてソフト開発の知識も身に付く」という話を聞き、技術者として成長できそうだと感じたのが入社の動機です。配属された技術開発二部は業務用空調機の電気の部分や制御のソフトウェアの開発を手がけており、私は主に電装設計を担当することになりました。社内の電気関係にくわしい上長に相談に乗ってもらいながら、一つ一つの案件を通して知識をつけていったのを覚えています。とくに回路の設計は間違えると機械が故障してしまったり、感電のリスクもあるため、細心の注意を払って慎重に進めています。

機械の電気やソフト面を担当する私たち技術開発二部、そしてハード面を担当する技術開発一部は同じフロアの隣同士にあり、機械を開発するに当たって協働しています。役割分担はされていますが、実質は同じ部署のような感覚で緊密に連携しながら進めています。


ショールームの立ち上げやリモコン開発など、多様な業務を経験

メインとなる電気やソフトウェアの開発以外にさまざまな業務に携わることができるのも、技術開発二部のおもしろいところかもしれません。私は配属当初から、東京と名古屋のショールームの立ち上げに関わりました。空調機がどんな風に動いているのか、中身をパソコンの画面に分かりやすく表示することがミッションで、デザインの知識はありませんでしたが、自分なりに工夫して弊社の技術を視覚的に伝えられるものができたのではないかと思っています。また、空調機のリモコンの開発にも携わっており、こちらはユーザー様が直接操作するものになるので直感的な操作ができるよう、また操作性・デザイン性向上のため従来の物理スイッチからタッチスイッチを採用し設計しています。

いずれの業務にも共通するのは、一度完成したからといって終わりではないということ。実際に使っていただく中で不具合を調整し、より使いやすく改善を重ねていく必要があります。とはいえ、ものができあがるといったんホッとするのは確かですね(笑)。さらに私が携わった製品が現場に納入され、お客様や協力会社の方から「いい製品ですね」、「使いやすいです」などと声をかけてもらえると手応えを感じます。


前向きな姿勢があれば成長していける、社員の声が通る会社です

私が仕事上で心がけている事柄といえば、第一に積極的な姿勢です。何かを頼まれた時にポジティブなリアクションをした方がいろいろな業務を任せてもらいやすく、成長につながると思っています。自分自身も前向きにとらえた方が気持ちが乗るという面もありますね。あとは、やはり日々忙しくはあるので、常に効率化を意識しています。ルーティンの業務、たとえばソフトのプログラミングコードを書くときなど、何度もくり返す作業は極力省略できるように考えるクセが付きました。

個人的な今後の目標は、現在担当している機械を調整するためのアプリケーションに今までなかったような便利機能を追加することです。そのアプリは社内でも社外の協力会社でも使用するので、もっと使いやすくアップデートしていきたいと考えています。社員の発想を柔軟に取り入れてくれる土壌があるので、今後もまだまだ技術者として成長していきたいと思います。