KIMURA KOHKI CO.,LTD RECRUIT SITE

KIMURA KOHKI CO.,LTD RECRUIT SITE

仕事と人

INTERVIEW 08

社員インタビュー

工務課は部材調達と製造の工程管理を担う、
いわば司令塔です

2016年入社

八尾製作所 製造部 工務課 係長
人文学部 人文学科

Y.S.

【キャリアステップ】

2016年 入社、八尾製作所 製造部 工務課に配属
2020年 主任へ昇進
2025年 係長へ昇進

学生時代は魚屋や洗車屋など、いろいろな職種のアルバイトを行っていました。卒業後に派遣で始めた製造業の部材調達の仕事が気に入り、本格的にキャリアを磨いていこうと同様の職種を求めて木村工機に辿り着きました。小さな部品を一個一個集めて組み立て、大きな機械ができあがる、その過程におもしろみを見出したんですね。当時は木村工機のことを知りませんでしたが、業務用空調という業種はなくならないと思った点と、専門知識を学ぶことで自身のキャリアアップにつながりそうな点が魅力的に思えました。

現在、工務課での私の仕事は、機械の製造工程における司令塔のようなものです。決められた納期とトータルの製造工程に合わせてスケジュールを逆算し、部材・資材の調達や社外の業者への部材配送などを手配します。部材の原価管理や仕入れ先の開拓なども業務の範疇となります。常に社内のさまざまな部署や社外の業者の方と連絡を取り合っている、人との関わりが多い職種ですね。


不測の事態も楽しむべく、日頃からコミュニケーションを重ねます

仕事で最もやりがいを感じるのは、やはり自分が立てたスケジュール通りに製品ができあがったときです。ただし、自分のコントロールが及ばないところで何かが起き、予定が崩れることは日常茶飯事です。部材が一つ欠品していたなら急いで手配をし、その部材を使う作業を後ろにズラらせるように調整します。製造現場から指摘が入って組み立て作業が滞るケースもあります。二度手間を避けるため第一に「何が起きているのか?」、現状を把握してから動き出します。

いろいろな事態が重なると大変ではありますが、しんどいときはしんどいと言ってもいいんです。自分一人で抱え込まないことが大切ですね。そのために肝心なのが、常日頃のコミュニケーションではないでしょうか。社内外の方へも気軽に「最近どうですか?」と声をかけ、冗談を言い合えるくらいの関係になれたら仕事もスムーズです。実際「Sさんが困ってるんやったら一肌脱ごう」と言って救ってもらった場面もあります。私にとって大事な仲間であり、信頼しているプロフェッショナルの方々です。


製造業の多彩な分野に携わり、スキルアップが可能です

工務課の中はさまざまな担当に分かれており、私も配属されて以来、制御、ファンの担当を経験し、現在は塗装と主枠(フレーム)の担当を兼任しています。それぞれの分野の工程管理を経験してきたからこそ、現在、係長として全体のスケジュールを管理させてもらえるようになったのだと思います。もともとはものづくりに携わっていたわけではなく、皆さんに教えてもらって図面を見るところからスタートした経緯から、自分ではまだまだだとは感じているのですが(笑)。最近では部材の棚卸しの事務局長も務めさせてもらい、確実に見える範囲が広がっているように感じています。

八尾製作所の工務課内では鈑金だけまだ担当していないので、いずれは担当して全工程を網羅したいです。私自身、同じことをやり続けるよりもいろいろなことにチャレンジし続けたい性格なんですね。弊社はすごくアイデアマンが多く、次々にチャレンジングな製品を発案して積極的に開発を促しています。そういった社風に共感できて、楽しみながらスキルアップできています。