ACTIVITIES

事業活動における環境負荷の低減

1.基本的な考え方

資材・部品の調達から生産、販売、輸送に至る事業活動・サプライチェーンでの環境負荷低減に、積極的に取り組んでいます。

2. 当社の取り組み

(1) 環境低負荷部材の使用

品質を維持しつつ、環境負荷の少ない再生可能な部材や省エネ性能の高い部品をできる限り優先して調達しています。また、今後の調達先の選定にあたっては、環境に対する活動やCO2排出量等も把握し、共に温室効果ガスの削減に努めます。

(2)再生可能エネルギーの使用

カーボンニュートラル社会に貢献するために、自社施設への太陽光発電システムの設置を進めています。八尾製作所の建替えでは新建屋の屋根に太陽光パネルを設置するほか、その他の施設においても実現可能性を調査し、検討していきます。

また、2023年4月より、八尾製作所および高井田工場が使用する工場用電力については、再生可能エネルギー由来のCO2フリー電気への切替えをおこないました。

その他の自社施設においても順次進めてまいります。

(3)化学物質・汚染物質の管理

当社は、PRTR法で指定された化学物質の排出状況を調査し、管理を徹底しています。
また、生産工程で取り扱うPRTR対象化学物質の削減及び有害性の少ない物質への代替をおこなっています。具体的には、外装板シール材の変更等、化学物質フリー化の推進にも取り組んでいます。

(4)生産工程の見直し

・外装パネルの塗装レス化
外装パネルにガルバリウム鋼板を使用することで、塗装による作業員の負担や環境への負荷を低減しています。

・断熱サンドイッチパネルのノンフロン発泡化
外装パネルの断熱素材は、接着剤を使用するグラスウールを廃止し、環境に配慮したノンフロンのウレタン発泡に変更しています。これにより作業環境も改善しています。

・メインフレームの溶接レス化
開発過程からフレーム構造の見直しをおこない、溶接方式からボルト方式に転換することで、溶接で生じるヒューム(細かい粉)や、溶接機の電気使用量を削減しています。

(5)モノ・ひとの移動

社有車、フォークリフト等モビリティのEV化を推進しています。また、製品の輸送においてもより効率的な輸送に取り組むことに加え、製品の軽量化に取り組むことでCO2排出量の低減を図ります。
さらにはWeb会議の活用などで、人の移動に伴うCO2排出量を低減します。

(6)環境教育

環境教育を推進し、社員一人ひとりの環境保全意識の向上に努めます。
・「環境方針」の周知
・外部講習受講(建設業界における温室効果ガス削減の取組み等)

環境