空調機開発の歴史

低炭素社会実現に向けた空調の役割

当社はビルや工場など業務用施設を対象とした空調機器のメーカーとして、独自の研究を重ね多くの製品を開発して参りました。
1982年グッドデザイン賞にも選ばれた超フラットパネルの天井カセット２方向吹出形ＦＣＵは４方向吹出形と共に広く浸透し、空調業界のスタンダードモデルとなりました。また、本格的な省エネ時代の到来を前にして空気抵抗を大幅に低減する省エネ高効率コイル「楕円管熱交換器」を開発し、時代の趨勢に応えて参りました。すべて空調機に搭載するこの熱交換器は省エネルギーに対する当社の姿勢を示すものであり、私たちの誇りです。
その後も「空冷ヒートポンプ式」「空冷直膨式」「水冷ヒートポンプ式」の新機種や「風を感じない放射整流空調」を開発し、空調の先端を走り続けるべく努力を重ねています。2014年には冷温水式高効率空調システム「みずエクセル」が「平成25年度省エネ大賞 ビジネスモデル部門 省エネルギーセンター会長賞」を受賞、また翌年2015年には低負荷対応空調制御システム搭載「高性能エアハンドリングユニット」が「平成26年度省エネ大賞 製品・ビジネスモデル部門 審査員特別賞」を株式会社日建設計総合研究所と共同受賞することができました。
これからもより一層、快適な低炭素社会の実現を目指した製品づくりで社会に貢献して参ります。