CASE STUDY / 77
LAGO 大津 様
決して当たり前ではない、水に恵まれた環境
未来につないでいくために選んだ“みず”を活用した空調
「伝統とは、続けること」
伝統ある和菓子を進化させ続ける菓子舗
2025年3月24日、大津湖岸なぎさ公園の中にLAGO(ラーゴ)大津様がオープンしました。LAGOはイタリア語で「湖」のこと。そこはまるで琵琶湖の中にいるような、穏やかな水面を一望できる最高のロケーションです。大津市がPark-PFI(公募設置管理制度)を活用し、公園に飲食店を設置して運営する民間事業者を公募。その中から選ばれた株式会社たねや様が再整備を実施しました。
小学生の頃から学ぶ琵琶湖の恵み
放流する処理水の熱を活かす水冷HP式外調機
日本一大きな湖を有する滋賀県では、県内すべての小学5年生を対象にした「びわ湖フローティングスクール」が毎年開催されています。学習船“うみのこ”に乗り込み、1泊2日で琵琶湖のことや滋賀県のことを学びます。黒川様も滋賀県で育った“うみのこ卒業生”のひとり。「幼い頃から、水と共に生活してきたという意識が強いんです」と話します。
自然と共存するお菓子作りの拠点に
未利用熱の活用と清潔な空間を実現する水冷HP式外調機
下水熱や地中熱を活用して達成したNearly ZEB
お菓子作りを続けるための自然派空調
LAGO 大津様では、水再生センターから供給される処理水の熱を利用した水冷HP式外調機の他、地中熱を活用した空調設備など様々な技術が採用され、エネルギー消費量を示すBEIの設計値は0.23に。Nearly ZEBを達成しました。
同社が省エネをはじめ、自然環境の保護にこだわるのには理由があります。「お菓子作りの本質は、自然との共存だと考えています」と語る黒川様。お菓子作りには小豆や米、小麦など、自然の恵みが何一つとして欠かせません。
今回、再整備されたエリアのうち、ほとんどは苗木が新たに植えられた「琵琶湖の森」で、店舗面積の割合はごくわずか。自然と共存することを大切にしている同社ならではの計画です。
自然に囲まれていても工房へは虫を侵入させないよう、水冷HP式外調機WHP-AD-OA型を活用して陽圧が維持されています。ガラス越しに工房を見学したお客様からは「これだけの自然の中にある建物なのに、工房が清潔に維持されていてすごい」と声が挙がることも。自然と共存しながら、安心で安全なお菓子作りを実現しています。