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工場
ものづくりを支える あなたの職場へ
夏の製造現場では、工作機械の発熱や建物の輻射熱などが複合し、場内温度が上昇します。近年の猛暑の影響も加わり、工場空調に対する意識には変化がみられるようになりました。 工場空調は働く人の健康を守るだけではなく、集中力の向上、品質の維持、工作機械の長寿命化などにもつながります。また、職場環境を整備することで安定的な従業員確保にも効果が期待されています。私たちは空調技術で「ものづくり」の現場をサポートします。
暑さ指数WBGTとは
熱中症を予防するために知っておきたいのが暑さ指数WBGTです。「気温」だけでなく「湿度」「日射・輻射などの周辺の熱環境」の3つの要素で判断します。
出典:環境省 熱中症予防サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_lp.php
工場の空調方式
工場で使われる空調には、建屋内の空気でおこなうゾーン空調、外気を導入するオールフレッシュ空調があります。
建屋内のゾーン空調
建屋内の空気の汚れが少なく、温度管理を主な目的とする場合には、室内の空気を循環させて必要な範囲を空調します。
「工場用ゾーン空調機」は冷房時に除湿効果が得られるほか、暖房も可能で、夏暑く冬寒い工場にも向いています。吹出口は結露防止設計で、開口部の多い工場でも滴下を防ぎ、オプションでオイルミスト対策、インバータによる風量可変などが可能です。
オールフレッシュ空調
粉塵などが多く、空気の入替えが必要な場合には、外気を導入するオールフレッシュ空調をおこないます。冷房による除湿効果のほか、外調機(外気処理機)は再熱や加湿などの湿度制御機能が搭載でき、必要に応じた温湿度設定が可能です。