CASE STUDY / 20
四国航空株式会社 様
大風量の工場用ゾーン空調機で広域をカバー
ドライエアーで労働環境を改善
航空機事業などで幅広く地域に貢献
集中力と作業効率を高める整備環境を
四国航空株式会社(本社・香川県高松市)様は、ヘリコプターやセスナを中心とする航空機事業と、航空運送代理店業及び旅行業を展開されています。
航空機事業では、ヘリコプターによる調査飛行や報道取材、山岳地や離島への物資輸送をはじめ、安定的な電力供給を支える送電線の設置や巡視・点検などを行い、市民生活を支えています。また、国の災害対策用ヘリ、近隣県の防災ヘリやドクターヘリの受託運航で、地域の防災・救急医療にも貢献されています。
航空運送代理店業では高松空港を発着するエアラインの旅客対応や貨物・ランプのハンドリング、旅行業では空港売店の運営や旅行商品の取り扱いなどで、地域の方々と四国を訪れるお客様へきめ細やかなサービスを提供されています。
社内では安全確保のための方針や指標、情報の周知が徹底されており、航空機整備の現場においても、より集中力と作業効率を高めるために労働環境の改善が進められています。
大風量空調で広い作業ゾーンに対応
除湿された空気がつくる新しい快適感
高松空港に隣接した格納庫では、豊富な専門知識に精通した整備部門の技術者が点検・整備、改修、改造などの作業を行っています。広い作業場にはスポットクーラーが導入されていましたが、さらなる改善策として「工場用ゾーン空調機」が採用されました。
取締役 林野公昭様、業務部総務課 増田様にお話を伺いました。
「精密機器の整備には集中力が欠かせません。工場用ゾーン空調機を導入して、熱中症対策はもちろんですが、作業効率が格段にあがりました。」「除湿されるので、汗の引きが今までと違います。蒸し暑さがなく大量に汗をかかずに過ごせます。そのためか、体のだるさもなくなりました。」「安全衛生管理に大きく貢献してくれています。温度だけではなく”湿度”が重要だと実感しています。格納庫を開けた時の空気感が違います。」「気流が遠くまで届くため、広い格納庫全体が涼しくなります。」
格納庫には駐機訓練などで人が集まることもあり、広範囲を空調できるのは社内外から好評とのことでした。
働きやすい環境を持続するために欠かせない省エネへの工夫
問い合わせから施工まで安心のメーカー対応
「夏までに稼働させたい」と2月にお問い合わせを頂き、設備工事も弊社で担当させて頂きました。メーカーの知識を活かしながら一貫した管理で納期・工期を短縮でき、暑くなる前にご希望通りの環境を実現することができました。