CASE STUDY / 5
ヤオコー東大和店 様
ルーフトップで衛生管理
陽圧化と結露対策で安心の調理場
食生活を楽しむための提案型店舗
多様なライフスタイルに対応
株式会社ヤオコー様は、埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県に154店舗(平成29年3月末現在)を展開される食品主体のスーパーマーケットです。単に食料品を売るのではなく、食生活提案型スーパーとしてこだわりの運営をされており、その中でも東大和店はフラッグシップ店として平成25年6月のオープン以来、多くのお客様に愛される存在となっています。
緩やかなカーブを描く優雅な外観に迎えられ、店内に足を踏み入れてまず驚くのは、海外のスーパーマーケットを思わせる広い通路と高い天井。色目をおさえた什器には色とりどりの野菜が並べられ、スポット照明が商品を引き立たせます。クッキングサポート、惣菜ブッフェ、デリブッフェなど食材以外も充実しており、ガラス越しに調理の様子が伺えるのも印象的です。「お客様に安心して食を楽しんで頂きたい」と願うヤオコー様の自信とこだわりが伝わります。
衛生管理と食の安全への徹底したこだわり
目には見えない「空気質」にも配慮
調理場の衛生環境を保つには目には見えない「空気質」も重要なポイントです。ヤオコー東大和店様では清潔な調理場を保つため「立形ルーフトップ外調機」をご採用頂きました。外気処理の目的は3つありました。
-
01清潔な空気の導入
外調機のフィルタで除塵し、清浄度の高い空気を調理場に送る。
-
02調理場の陽圧化
給排気バランスの調整により室内を陽圧化し、出入りの際にも生(なま)外気が直接調理場に入らないようにする。
-
03除湿による結露の抑制
外調機による冷却除湿で湿度を抑え、カビ雑菌の繁殖を防ぐと同時に職場環境も改善する。
食生活提案型スーパーとして、誰にでも親しみやすい店づくりが印象的なヤオコー東大和店様。ルーフトップ外調機で新鮮な外気を導入することで、衛生管理へのこだわりを実現することができました。
食の安全を守る「立形ルーフトップ外調機」
外気処理に必要な機能をワンユニット化し
多様なニーズにお応えできるハイスペックモデル
各種ビル、ホテル、学校、病院、食品工場、製薬工場、医療施設、研究施設、店舗、食品売場、レストラン厨房、調理場、給食センターなど多様な現場に導入頂いており、耐久性にも実績があります。
-
01省エネ、省スペース設計
空気抵抗の少ない楕円管熱交換器を組み込んでいます。場所をとらない立形タイプで、冷媒配管工事不要の一体形です。
-
02耐天候パネル
凝縮器を覆う「耐天候パネル」を標準装備し、日射、暴風雨、暴風雪の影響を緩和。デフロストを抑制し、耐久性を高めます。
-
03制御とシステム拡張
給気温度制御、給気風量制御、CO₂制御など、外調機に必要な機能を搭載した自動制御盤を標準装備しています。本体には運転実績・自己診断のログ機能を持ち、運転データの回収が可能です。また、BACnetに対応しており、中央監視システムとの連係が可能です。
-
04豊富なオプション
クリーンエアー仕様、耐塩害仕様、ナクレットフィルタ、プラグファン、防雪フードなど、豊富なオプションをご用意しています。