CASE STUDY / 52

GORILLA HALL OSAKA 様

コロナ禍でも揺るがなかった
ライブハウス建設への一途な想い

私たちの生活に様々な影響を与えた新型コロナウイルス禍。人が集まることに対して風当たりの強さも残る中、ライブハウス・GORILLA HALL OSAKA様はオープンしました。コロナ禍に進められた建設計画。運営するIn the village合同会社 代表の中村様が、建設計画時に最も重視したのは「換気」でした。
中村様「空気質への意識が高まる中でもすべての人に安心して音楽を楽しんでいただけるよう、設計・建設を担当いただいた大和ハウス工業株式会社には換気を重視した設計をお願いしました。」
大阪にはない1,000人規模のライブハウスを作りたい。もともと音楽業界との関わりが深かった中村様。様々なアーティストや音楽フェスと関わるうちに芽生えたライブハウス建設への熱い想いは、コロナ禍という逆境でも揺らぐことはありませんでした。

2Fソファスペースから臨むステージ

換気にこだわったオーナーに
プラスアルファで応えた設計者

大和ハウス工業株式会社の水野様は、中村様の一途な想いに設計で応えます。当初の要望である換気量の確保に加え、省エネと快適性のベストなバランスを模索。快適な空気質のカギ、「湿度」のコントロールにもこだわりました。これらを満足する外調機として当社からご提案したのが熱回収外調機です。
スタンディングで1,130席のキャパシティを誇るGORILLA HALL OSAKA様で、厚生労働省が推奨する1人あたり30㎥/hの換気を実現するために必要だったのはBSD-12000AD型が3台。しっかりとその特長をお伝えし、ご採用いただきました。

屋上設置されたBSD-12000AD型

熱回収外調機で両立させる、安心の換気量と高い省エネ性

7分で空気を入れ替え
安心して楽しめるライブハウス

BSD-12000AD型は大風量の外気を供給できるうえ、室内の排気から熱を回収するため省エネ性にも優れています。機内はセパレート構造になっており、排気が給気側に漏れることがないので衛生的。GORILLA HALL OSAKA様のホームページ上では、約7分で会場の空気が入れ替わる空調設備を採用したと掲載されました。

さらに内蔵のホットガス再熱器で除湿再熱するので、梅雨時期など熱負荷が低い時期にも冷え過ぎのない快適なドライエアーを供給します。気化式加湿器を組み込み、冬季の加湿にも配慮。In the village合同会社 森様からは「年間を通して関係者やお客様から温湿度について不快との声はなく、快適に運転できています」と嬉しいお言葉をいただきました。

すべての人が日常的に訪れ、楽しめる
「最高の遊び場」

中村様がGORILLA HALL OSAKA建設にあたって目指したのはすべての人が日常的に訪れ、楽しめる「最高の遊び場」を創ること。そのためのこだわりは、空調にとどまらずまだまだ他にも。

ステージをコの字型に囲んだ特徴的な2階フロアには、来場者が飲食しながらライブを楽しめるバーエリア・GORILLA Barを併設。さらに舞台裏にはスタイリッシュな内装の楽屋、シャワー室も完備。厨房に併設されたラウンジはケータリング室としても利用され、長時間のイベントを支える運営者の方にも好評です。

来場者のみならず、出演者や運営者を含めたすべての人へのおもてなしが詰まったライブハウス・GORILLA HALL OSAKA様。そこは、コロナ禍でも揺るがなかったオーナーの想いが生んだ「最高の遊び場」でした。


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