CASE STUDY / 81

株式会社タカミヤ 様

DXで建設業界の未来を変革する
『タカミヤプラットフォーム』の取り組み

 人材不足、減らないFAXでの注文、仮設機材運用における非効率――。建設現場が抱える数々の課題に、真正面から立ち向かう株式会社タカミヤ様。足場をはじめとした仮設機材に関わる「開発・製造」「販売」「レンタル」「設計・施工」そして「管理・物流」まで、5つの事業領域をDXでつなぐ取り組みを展開されています。「各領域をDXでつなぎ、現場課題の解決につなげられることが当社の強みです」と教えてくださったのは経営企画室の田村様。『タカミヤプラットフォーム』と呼ばれるこの取り組みが、建設現場の生産性向上に貢献できると言います。
 その『タカミヤプラットフォーム』を支える研究開発拠点として、兵庫県に開設されたのがTakamiya Lab. West(タカミヤラボ ウエスト)。製品やサービスについて、安全性・施工性・利便性などを追究し、建設現場の改善を進めるうえで重要な役割を担います。

『タカミヤプラットフォーム』を支えるTakamiya Lab. West

『タカミヤプラットフォーム』を支えるTakamiya Lab. West

全面に鉄骨が設置された天井でも
空調整備の負担を軽くする屋上設置のRFT型

 仮設機材の研究開発拠点として誕生したTakamiya Lab. West。広大な敷地のうち試験組立・検証や製品展示、足場の安全教育を担うのがInnovation Hubです。館内では実際に足場を組むため天井が高いうえ、吊り足場を設置できるよう天井面には多くの鉄骨が設置されています。天井内に空調機を埋め込んでしまうとメンテナンスの負担が増えることから、屋上に設置しダクトで室内に給気する空冷HP式立形ルーフトップ外調機&空調機 RFT型をご採用いただきました。

屋上に設置された太陽光パネルと省スペースなRFT型

屋上に設置された太陽光パネルと省スペースなRFT型

 設計監理を担当された株式会社奥村組の角岡様は「屋上にできるだけ多くの太陽光パネルを設置したいというご要望もあり、熱源一体形で省スペースなRFT型が最適でした」と振り返ります。計画時には、当社の導入事例集をアイディア出しの参考にしたという角岡様。省スペースな空調システムとして、外調機にRFT-4800A-OA型を1台、室内の循環空調機にRFT-9500S-RA型を4台ご採用いただきました。

大空間での湿度調節を確実なものにするために
外調機にも空調機にも、ホットガス再熱機能を搭載

「館内での結露を見たことがありません」
快適を実現する立形ルーフトップ外調機&空調機

 外調機にも空調機にもRFT型をご採用いただいたInnovation Hub。天井が極端に高く、足場での実技を伴うこともあるため人から発生する潜熱も多い大空間です。外調機だけでは空間全体の湿度をコントロールしきれない可能性も。そこで外調機と空調機、いずれの機器にも再熱器を搭載したRFT型が選ばれました。

 取材の1週間前に明けた梅雨。Takamiya Lab. West 館長の川島様は、特に梅雨時期にRFT型の良さを実感したと言います。「館内で湿度の高さを感じたことがないんです」。気温が低くジメジメした梅雨時期に、給気温度を下げ過ぎずに除湿ができるホットガス再熱を搭載したRFT型を高く評価いただきました。さらに冷媒回路で生成されたホットガスの一部をバイパスさせて再熱に利用する方式のため「再熱にかかる電気代が抑えられるのも良いですね」と笑顔でお話しいただきました。

上下温度ムラが抑えられ快適な環境のInnovation Hub

上下温度ムラが抑えられ快適な環境のInnovation Hub

 RFT型は梅雨時期だけでなく、夏期にも“大空間の快適”をサポートします。手元の計測器で外気が33.1℃ RH62.8%と高温多湿だった7月の取材日。それでも館内は、26.4℃ RH45.7%と過ごしやすい環境が維持されていました。天井にはエアー搬送ファンも設置され、季節を問わず上下温度ムラを抑えられるよう工夫して設計されています。
 海岸から200mほどの海沿いに立地するInnovation Hub。納入させていただいたのは、もちろん耐重塩害仕様。そんな湿度の高い海沿いでも、川島様は「館内で結露しているのを見たことがありません」と言います。あらかじめ決められた運転パターンで「温度と湿度を自動でコントロールしてくれるのが良いですね」と嬉しいお言葉もいただきました。

外調機にも空調機にも採用されたRFT型

外調機にも空調機にも採用されたRFT型

新たな価値創造に向けたチャレンジ
業界の垣根を越えるプラットフォームへ

 これまで数々のイノベーションを起こしてきた同社。それでも川島様は「1社だけでできることには限りがある」と話します。今では“共創の場”として、異業界との交流を生み出すTAKAMIYA FAIRを定期的に主催。「それぞれの業界の素晴らしい技術を集約すると、もっと大きなイノベーションが起こせると確信しています」。新たな価値を生み出す基盤を創る――。描く未来への挑戦は、これからも続きます。

建設現場の課題解決に向けた実証・研究開発拠点 Takamiya Lab. West

建設現場の課題解決に向けた実証・研究開発拠点 Takamiya Lab. West


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