CASE STUDY / 1

愛知学院大学名城公園キャンパス 様

愛知学院大学 名城公園キャンパス

愛知学院大学様は1876年(明治9年)創設、140年以上の歴史を有し、中部圏でもっとも伝統ある大学のひとつとして知られています。「行学一体・報恩感謝」を建学の精神とし、9学部16学科(文・心身科学・商・経営・経済・法・総合政策・薬・歯)と短期大学部1学科、大学院9研究科に1万2千名の学生が学んでいます。
平成26年4月に誕生した名城公園キャンパスは商学部、経営学部、経済学部のビジネス系学部生が在籍しており、名古屋城の東側に隣接する緑豊かな環境にありながら、名古屋市中心部からアクセスの良さを誇ります。この立地を活かして市民講座や各種セミナーなど、様々な年代の「学びの場」としても注目されています。

目指したのは、サスティナブル・スマート
環境性能が持続するエコキャンパス

愛知学院大学名城公園キャンパス様は、5つのコンセプトに沿って先進の環境技術を随所に導入されています。

  • 01

    地域特性を利用した環境配慮型建築

  • 02

    電力需給対策を考慮したシステム構成

  • 03

    防災自立機能と省CO2の両立

  • 04

    自然・未利用エネルギーの有効活用

  • 05

    良質な学修環境の確保と省CO2の両立

同キャンパスではコミッショニングチューニング手法を採用されており、省CO2の確実な推進を図るために、外部専門家を交えた「低炭素化推進プロジェクト」が組織されています。主たる空調システムとして当社の個別分散空調システム「みずエクセル」(平成25年度省エネ大賞受賞)、「空冷エクセル」などを大規模導入頂いており、当社も含めたプロジェクトメンバーによる継続的な検証とチューニングが続けられています。

冷温水式個別分散空調システム「みずエクセル」

平成25年度省エネ大賞受賞システムで、愛知学院大学様のよりよい学修環境づくりに貢献しています。

みずエクセルが目指す「10・10・13」の省エネ

  • 01
    中温熱媒 10℃

    冷水の送水温度を従来の7℃から10℃へ緩和(中温化)し、チラーなど熱源機の省エネ効果を高めます。 温水温度も同様に中温化し、二次側空調機と連係してシステムCOPの向上を図ります。

  • 02
    大温度差⊿t10K

    水往還温度差は、従来の⊿t5Kから⊿t10Kへ拡大して水量を半減し、水搬送エネルギーを削減します。配管やポンプのダウンサイジングなど、イニシャルコストを抑える効果もあります。樹脂管やSUS管の採用など、LCCに力点を置いた長寿命設計にも有効です。

  • 03
    低温送風 13℃

    冷房時、外調機や空調機の吹出温度は13℃へ低温化します。大温度差による給気風量削減で、送風動力を大幅に抑えます。

  • 制御付きエアハン・蒸気加湿

    高性能AHU/FCUは空調制御盤を標準搭載し、温湿度やCO2濃度、外気冷房、外還気等換制御など高度な省エネ制御をパッケージ化。BACnetで中央監視と連係します。加湿には比例式蒸気加湿器を採用し、湿度を確実にコントロール。冬はもちろん、春や秋も加湿暖房により乾燥を防ぎます。

  • 全空気式放射整流ユニット「誘引エアビーム」

    吹出口には「誘引エアビーム」を接続します。誘引により結露防止や温度緩和をおこないながら、熱放射とわずかな気流で風を感じない快適空間を形成します。


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