CASE STUDY / 12

アピ株式会社 ネクストステージ工場 様

養蜂から健康補助食品、医薬品までを受託製造
自社工場ならではの品質管理で人々の健康に貢献

アピ株式会社様は、明治40年創業、ローヤルゼリー・プロポリスなどの蜂産品、飲料・サプリメントなどの健康補助食品、ジェネリック・次世代バイオ薬品などの医薬品を総合受託製造されています。OEMのスペシャリストとして、企画・立案から製造、販売戦略・支援までをフルサポートされており、技術開発力、自社工場による一貫生産体制、品質保証体制、素材の機能性と安全性を追求する研究所など、総合力を結集して多様な顧客ニーズに対応されています。原点の養蜂支援事業は企業として成長を遂げた今も受け継がれ、養蜂器具の製造提案や、野菜・果物・花の交配に欠かせないミツバチの提供など、全国の生産農家を支えています。今回訪問させて頂いたのはネクストステージ工場。そのネーミングには、養蜂、健康補助食品、医薬品に続く新たな価値を生み出し、明日に向かって歩みを進めるアピ様の熱い思いが込められています。

産業空調用低温外調機で除湿
新鮮な外気を導入しながら適切な湿度を維持

顆粒スティックの充填室には直膨+直膨方式の産業空調用ツインサイクル形低温外調機TWB型/レベル9を導入頂いています。梅雨から夏にかけての高温多湿な外気を9℃まで冷却し内蔵する電気ヒーターで再熱、十分に湿度を取ってから室内に供給します。

埃の侵入を防ぐため充填室は陽圧になっており、充填室から隣接する包装室、倉庫へと空気のながれをつくっています。作業によって要求される温湿度は異なり、包装室は立形ルーフトップ空調機クリーンエア仕様で対応しています。

副工場長の西広様にご感想を伺いました。「温湿度は常に計測をしています」「空冷直膨式の新しいシステムを導入しましたが、スティック充填室の湿度管理は上手くいっています」「品質向上に効果があるだけでなく、作業効率の向上や生産性の向上にもつながっています」とのお話でした。

高温多湿の外気を一気に5℃/9℃へ冷却除湿
低温低湿度環境向け外気処理

産業空調用低温外調機は、空調技術と冷凍技術を融合し、外気を一気に5℃(または9℃)まで冷却除湿し、低温低湿度を要求される室内に新鮮な空気を供給する外気処理機です。ツインサイクル構造で、一次側熱源機(空冷HP式設備用室外機または、空冷HP式大温度差チラー)で13℃まで冷却除湿、二次側熱源機(コンデンシングユニット)で5℃/9℃まで冷却除湿します。二次側コイルオフサイクルデフロスト時は一次側のみ運転し、給気温度の安定化を図ります。仕様に合わせた設計、自社工場で行なう製造・検査により品質が安定、食品工場やプロセスセンター、冷凍・冷蔵倉庫の外調機として導入されています。

冬はフィルタが凍るほど寒く、雪も多いとのこと。寒冷地ではルーフトップ外調機の着霜抑制板(耐天候パネル)や各種防雪フードが効果的です。


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