CASE STUDY / 49

株式会社CEホールディングス 様

「人こそ企業なり」
働く環境を改善し、社員を大切に

北海道札幌市に本社拠点を構える東証上場のCEホールディングス様。医療に特化したデジタルソリューションの開発・システム運用などその事業領域は多岐に渡ります。
同社は、事業の中核を担うシーエスアイ様をはじめとする7つのグループ会社を統括する事業運営会社です。そんな同社は経営理念として「人は心に活き心に動く、人こそ企業なり。人の心の痛みを理解し、思いやりと他を生かすことにより、自らも伸びる企業を目指す」と掲げられており、社員を大切にする社風が形成されています。
同社は新型コロナウイルスの流行をきっかけに働き方が変化していきました。リモートワークの導入、デスクのフリーアドレス化等、社員がフレキシブルに働ける勤務体制へ切り替えることで、「働く環境」においても社員を大切にする想いが実現されています。

社員を想い働く環境を明るいイメージへ

風を感じない空調
その快適性で実現するオフィスの環境改善

施設の老朽化に伴いオフィスを改築することとなった同社。改築のタイミングで社員が働きやすいオフィス環境を作り上げるために設備改修が計画されました。
空調に関しては、温度ムラの改善と風が直接あたる不快感を解決するため、吹出口に「誘引エアビーム」を設置。オフィスのどこにいても気持ちよく働くことができる温熱環境を目指しました。
照明設備には時間帯やシーンに合わせた照度と色温度制御が可能な設備を採用。風を感じない空調とサーカディアンリズムに合わせた照明でハイセンスなオフィス空間を演出し、知的活力と安らぎが共存する近未来のオフィスを実現しています。

エアビームとサーカディアン照明を採用したリフレッシュスペース

一体形HP外調機で新鮮空気を導入
温度ムラのない空調でフレキシブルに働けるオフィス空間へ

排熱回収で寒冷地でも安定した外気処理
空気式放射空調で温度ムラを解決

以前はボイラーを熱源とした全熱交換器付きのエアハンを外調機として使用していましたが、老朽化に伴い空冷HP式熱回収外調機BSD型を導入させていただくこととなりました。本機は、室内機・室外機が一体型となっており、一台で全館の外気処理が可能な大風量・省スペース設計で、機械室の有効活用にも最適です。
また、本機は寒冷地で安定した外気処理を実現するため、熱回収の技術を搭載。室内排気の熱回収機能に加え、施工側でもダクトワークを工夫することで冬期暖房時のデフロストを低減し、寒冷地での継続的な外気処理を実現します。
そして、吹出口には誘引エアビームを採用。以前の対流空調から空気式放射空調に変更し、空調時の温度ムラを軽減しました。また、空調時は放射熱と微風速気流で室温調整するため、気流の不快感がありません。業務を妨げることなく空間全体をじんわりムラなく空調するので、同社のような「働く環境」を大事にされている企業にピッタリの空調です。実際に働いている社員の方からも「風が直接当たることなく快適」というお声もいただけました。

設計を担当された建築設備士である牧野様にお話を伺いました。
今回の改築に際して、“オフィス環境を明るいイメージに”と第一声でお話しいただいた牧野様。社風である、社員の皆様を大切にする想いを汲み取り、設計に反映されたとのことです。「屋内でのPC作業が多い業種だからこそ、社員の皆様に少しでもリフレッシュできる空間を提供したい」と設計士として設備に対する熱い想いを語っていただきました。
当初は社員の方からオフィス環境を変更するのが心配という声もあったとか。社員の皆様にも説明を重ね、実際に働く人に寄り添って設計を進めていったとのことです。社員を大切に想い、働く環境を改善する。「人こそ企業なり」が見事に反映された現場となりました。


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