私たちの生活に様々な影響を与えた新型コロナウイルス禍。人が集まることに対して風当たりの強さも残る中、ライブハウス・GORILLA HALL OSAKA様はオープンしました。コロナ禍に進められた建設計画。運営するIn the village合同会社 代表の中村様が、建設計画時に最も重視したのは「換気」でした。

大和ハウス工業株式会社の水野様は、中村様の一途な想いに設計で応えます。当初の要望である換気量の確保に加え、省エネと快適性のベストなバランスを模索。快適な空気質のカギ、「湿度」のコントロールにもこだわりました。これらを満足する外調機として当社からご提案したのが熱回収外調機です。
スタンディングで1,130席のキャパシティを誇るGORILLA HALL OSAKA様で、厚生労働省が推奨する1人あたり30㎥/hの換気を実現するために必要だったのはBSD-12000AD型が3台。しっかりとその特長をお伝えし、ご採用いただきました。

さらに内蔵のホットガス再熱器で除湿再熱するので、梅雨時期など熱負荷が低い時期にも冷え過ぎのない快適なドライエアーを供給します。気化式加湿器を組み込み、冬季の加湿にも配慮。In the village合同会社 森様からは「年間を通して関係者やお客様から温湿度について不快との声はなく、快適に運転できています」と嬉しいお言葉をいただきました。

来場者のみならず、出演者や運営者を含めたすべての人へのおもてなしが詰まったライブハウス・GORILLA HALL OSAKA様。そこは、コロナ禍でも揺るがなかったオーナーの想いが生んだ「最高の遊び場」でした。